火事以外にも使える！火災保険が使えるケース！！
住宅を購入した方のほとんどが火災保険に加入しますが
その種類とどんな時に保険が使えるかを理解している方は
意外と少ないです。
今日は保険の種類と補償内容などをご説明いたします。
火災保険には建物と家財がある。
火事の時に使うというのは何となくイメージできると思います。
もちろん火災の時に利用することが可能です。
（使えるケースは後述します）
仮に火災で家が燃えてしまえば
保険で修理をすることができます。
しかし家の中にあった物（電化製品や家具、洋服etc）は
火災保険（建物）では対応ができません。
そうなった時のために家財保険というものがあります。
家財保険に入るかどうかは任意ですが個人的には
この家財保険は加入しておいた方が良いと思っています。
というのは実際に使えるケースが多いからです。
火災保険が使えるケース
代表的な補償をご紹介します。
・火災
説明の必要もないと思いますが火事で家が燃えてしまったり
室内にあった物が燃えてしまった時に利用可能です。
・風災
風によって建物の屋根が飛ばされた時などに利用します。
名古屋の場合はほぼ利用する機会はありません。
・盗難
泥棒に入られて玄関のドアを壊された、窓ガラスが割られたなどの場合です。
家財保険に加入していない場合は盗まれたものの補償はありません。
・水災
ゲリラ豪雨などによって住宅が浸水した場合などに利用することが可能です。
最近はゲリラ豪雨なども多いので入っておいた方が良いでしょう。
マンションの高層階の場合などは加入する必要はないと思います。
・水濡れ
給排水管が故障して床が水浸しになり床を張り替える必要があるときに利用可能です。
家財に関しては水濡れで電化製品が故障した時です。
・落雷
建物自体や建物周辺に雷が落ちて損傷があった場合です。
最近だと国宝である犬山城のしゃちほこに雷が落ちました。
そしてしゃちほこが破損しました。
実際に
・モニターインターホンが故障した
・テレビアンテナが故障
・電化製品が故障した
というケースを聞いたことがあります。
ちなみにテレビアンテナは建物の火災保険で
電化製品は家財保険を使うことになります。
・不測かつ突発的な事故
個人的にはこれが一番、使うことが多いのではないかと思っています。
建物の場合は
・庭で子供がボール遊びをしていてガラスを割った
・壁にぶつかって壁に穴が空いてしまった
ということに利用可能です。
家財の場合は
・模様替えをしていてテレビを倒してテレビが故障した
でも保険が適用されます。
以前、ご相談をいただいたのは
子供がwiiをやっていてリモコンがテレビにあたりテレビが故障した
というケースでも保険金がもらえました。
地震が原因の火災は適用外
ちなみに火災は火災でも
地震が原因での火災の場合は
火災保険の適用ができません。
そのため地震保険というものがあります。
ちなみに地震保険は単体では加入することができません。
火災保険に加入していることが加入条件です。
しかも保険金額は
火災保険の３０％～５０％の範囲内です。
建物で２，０００万円の火災保険に加入している場合の
地震保険の保険金額は６００万円～１，０００万円となります。
例えばマンションを購入する場合だと
浸水の危険性は限りなく少ないです。
なので水災を外すという選択肢も可能です。
現在、お持ちの家財や建物の価格などを考慮して
複数のプランを検討するのが良いと思います。
家財保険も加入は任意ですが
一番、利用できるケースが多いので
少ない金額でも良いので加入しておくのがおススメです。
